2012/03/24

3/23最終日の模様

3/23、ユーロスペースにて、東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻第三期生修了作品展の最終上映が行われました。最終日はあいにくの雨でしたが、多くの観客に恵まれ、来場者の方々には心より感謝申し上げます。舞台挨拶の最後は、修了展実行委員長の飯田より感謝の言葉で締めくくって頂きました。
みなさま、本当にありがとうございました。



2012/03/23

3/22の舞台挨拶の模様

3/22の第三期生修了作品上映後の舞台挨拶の模様です。
宋永盛、大川原亮、ALIMOが登壇し、作品についての解説や大学院生活を振り返った感想、海外の映画祭にノミネートした感想などを語っていただきました。





本日、3/23はGEIDAI ANIMATION 03 TALK(東京会場)の最終日となっております。
会場は、渋谷のユーロスペースです。
上映開始時間は、レイトショーのため21時スタートです。
20時45分頃から入場できます。
最終日である本日の舞台挨拶は上映作品の作者全員ができるかぎり登壇できるような予定を立てています。

お待ちしています。


2012/03/22

3/21、舞台挨拶の模様

東京会場での修了展も残りわずかとなりました。
3/21は会場前も盛り上がりを見せていました!
上映後の舞台挨拶には、左から順に薩摩浩子、胡嫄嫄(こ・ゆぇんゆぇん)、吉田まほが登壇しました。

多くのご来場ありがとうございました。



本日3/22の舞台挨拶は、ALIMO、大川原亮、宋永盛が登壇予定となっています。
作品情報については、公式サイトをご覧下さい。

公式サイト:GEIDAI ANIMATION 03 TALK

2012/03/21

3/21の舞台挨拶

3/21本日は第三期生終了作品上映後に舞台挨拶があります。
登壇予定は、胡嫄嫄(こ・ゆぇんゆぇん)、薩摩浩子、吉田まほです。

上映作品の詳細は公式サイトでご確認ください。
公式サイト:GEIDAI ANIMATION 03 TALK

3/20の下克上トークの模様。

3/20も多くの来場者に来ていただきました。
ありがとうございます。

本日の第三期生修了作品上映後には、スペシャルアフタートークとして、本専攻の伊藤有壱教授と修了生三人による下克上トークが行なわれました。


作品上映をしている修了生がユーロスペースに貼ってあるポスターにサインを書き出しました! 

2012/03/20

3/19、舞台挨拶の模様。

3/19の舞台挨拶の模様です。
この日は、髙田苑実、飯田千里、モリシタトヨミ、山北麻由子が登壇しました。
各作者が作品について解説した後、大学院2年間を振り返った感想も語ってくれました。



さて、本日の上映後は、本専攻の伊藤有壱教授と第三期生修了生三人による下克上トークが開催されます。
イベント情報、作品情報の詳細は公式サイトでご確認ください。
公式サイト:GEIDAI ANIMATION 03 TALK




2012/03/19

アフタートーク:ギル・アルカベッツ×山村浩二

 3/18、修了展の東京会場(渋谷にあるユーロスペース)にて第三期生修了作品が上映されました。その後、スペシャルアフタートークとして、アニメーション作家のギル・アルカベッツさんと本専攻の山村浩二教授にご登壇していただきました。
今回のトークイベントと致しましては、アニメーション作家であり大学教授と言う共通項をお持ちのお二人に、藝大とドイツの教育や学生作品について、短い時間ですが語って頂きました。


ギル・アルカベッツさんは様々な映画祭で多くの賞を受賞されている世界的なアニメーション作家のお一人です。先日藝大内で行われた講義の中でも、アルカベッツさんの洗練された画面と知的な作品に多くの学生が刺激を受けました。現在イスラエルからドイツに移住しベルリン郊外のポツダム·バーベルスベルク国立テレビ映画大学で教鞭をとられています。


僅かな時間でしたが、修了作品についてコメントしていただいたり、ドイツのアニメーション作家に対して行なわれている国の助成制度についても触れていただきました。
ありがとうございます。

GEIDAI ANIMATION 03 TALKはまだまだ会期中です。
3/23(金)まで毎日21時より渋谷のユーロスペースにて上映いたします。
また、本日19日(月)は、作者による舞台挨拶があります。
舞台挨拶する作者は、飯田千里、髙田苑実、モリシタトヨミ、山北麻由子を予定しております。作者の作品情報はこちら→作品情報

会場で配布しているアンケート用紙にお答え頂いた方全員に、カタログを差し上げております。    

2012/03/18

東京会場で修了展が始まりました!

3/17より、渋谷のユーロスペースを会場としてGEIDAI ANIMATION 03 TALKが始まりました。
初日は修了作品上映後、スペシャルアフタートークとして、アニメーション監督の森本晃司氏と本専攻の岡本美津子教授との対談が行なわれました。
雨にも関わらず、会場には多くの方々にご来場いただきました。
ありがとうございます。


さて、本日上映後のイベントも豪華です。
アニメーション作家のギル・アルカベッツ氏と本専攻の山村浩二教授によるスペシャルアフタートークが行なわれます。

なお、会場ではアンケートにご協力いただいた方に、修了展カタログを贈呈しております。
修了生たちは自分たちの作品を観た反応を待っています。どのように受け取ってもらったのか、率直なご意見ご感想をお待ちしております。

2012/03/17

いよいよ本日から東京会場にて上映開始!

本日は、あいにくの雨ですが、GEIDAI ANIMATION 03 TALKが渋谷のユーロスペースにて始まります。

会期は、3/17(土)から23(金)まで。
会場は、渋谷のユーロスペース
前売り券は800円。当日券は900円となっています。
各日21時より14作品のアニメーションが上映されます。上映後には、スペシャルアフタートークとしてゲストをお呼びしたり、作者の舞台挨拶もあります。



<上映作品の詳細はこちら!>

<イベントの詳細はこちら!>

<フライヤーのダウンロードはこちらから!>


2012/03/16

トークセッション「アニメーション感想談義」事後報告

トークセッション「アニメーション感想談義」担当の岡本です。


修了作品14作の感想を元に談義する、という企画。
ラーメンズの片桐仁さんと批評家の佐々木敦さんをお招きし、本専攻教授の山村浩二さんを交えたお三方に登壇していただきました。
何でこの三人なの?と聞かれると、まぁ、担当者の趣味の割合が大きいのですが、それぞれの立ち位置から見えてくる感想はとても興味深い談義となりました。
コントや芝居等では演じることに徹し、一方では彫刻等の作品も制作する片桐さん。
批評家として作り手とは一線を画した視点に立つ佐々木さん。
自身もアニメーション作家であり、学生を指導する山村さん。
なぜ作るのかという話題やプロとアマの境界が揺らいでいるという話題、センスとモチベーションの話題など、感想から派生した談義は「アニメーション」の話題に留まらず刺激的な展開をし、登壇者の方々それぞれの信念にまみえました。

今年の修了展のテーマが「TALK」ということもあり、この「アニメーション感想談義」では第三者の視点からの語り口で、作品と作者と観客との「TALK」の幅を拡げる試みでした。
そして、ダイレクトに自身の作品の価値が話される場でもあります。
この修了展でリリースすることとなる作品達がどのように受け取られて、価値付けされていくのか。やはり作者としては気になるところです。


作品に触れると「感想」が生まれます。
自身が感じた「おもしろい」や「つまらない」はどのようなものなのでしょう。
その「感想」は自分の中だけに停めておいていいものでもあります。
また、思うだけでなく、言葉にしてみると意外な発見があるやも知れません。
そして、作者にとって、第三者の感想は「意外な発見」に満ちています。


何にせよ、今回のトークセッションを通じて、作品を見ること、そして感想を考えることについて、よりいっそうの興味を持っていただけましたら幸いです。
これからも、是非「TALK」しましょう。
ご来場いただいた皆様、登壇者の皆様、どうもありがとうございました。

トークセッション「アニメーション感想談義」担当:岡本将徳

2012/03/15

トークイベント「作品TALK」事後コメント

トークイベント「作品TALK」にて、拙い司会進行をつとめさせていただいた有吉です。

 今年の東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻第三期生修了制作展のテーマは「TALK」でした。イベント企画も「作品について語る」ことに重点をおき、前年度と同様に二つイベントを組みました。トークセッション「アニメーション感想談議」ではゲスト(片桐人、佐々木敦、山村浩二)をお招きし全ての修了作品にコメントしていただき、「作品TALK」では修了生が自作について担当教員や他の修了生と伴にトークを展開しました。

 修了生が自身の作品について語ることをメインとするイベント「作品TALK」を企画するにあたり、この企画が会場に足を運んでくださった方々に対して価値ある企画となるのか?というのが当初からある不安要素でした。その気持ちはイベントを終え数日経った今も取り除かれてはおらず、修了生の中で様々なかたちとなり残っているのではないかと思います。ご覧いただいた方がどのように思われたのか気になっております。


 会場で書いていただいたアンケート用紙には、
 ・もっとコンデンスに(濃縮に)できる。
 ・観客の質問があってもいい。
 ・映像研究科の様子が垣間見られてとても勉強になった。ぶっちゃけ感が楽しい。
各作家の個性が浮き彫りになりよかった、作品もより興味深く見られた。

などのご意見を書いていただきました。

 イベントに関してはさほど多くのご意見をいただけていないのですが、少しでもよい反応がいただけて嬉しく思っております。一年間を一つの作品に込めた修了生の言葉として、ご静聴いただけたことに感謝しております。

 「作品TALK」の担当教員と修了生は、一年次に本専攻教授であった出口元専任教員と登壇した修了生をのぞき、ゼミの教授とその生徒という関係です。トークの構成もそれぞれのゼミの時間を使って決めていきました。作品が育まれた場所として、作品ができあがるのに伴い蓄積されたそれぞれのゼミの空気感や制作者の作品に対する思いが、作品鑑賞とはまた違ったかたちでご参加くださったみなさまに伝わり、各々の作品、作者をより身近に感じていただけるイベントとなっていれば幸いです。

登壇した修了生の言葉に、何を感じていただけたのでしょうか。修了生の語る言葉が各々の作品への思いの丈を代弁するものであったとは思えません。修了生を支えた教授の姿からは何を見いだしていただけたでしょうか。「作品TALK」で見ていただいた姿は、完成形とは言えないものであったと思います。多く残された未消化な部分や語るべき言葉は、もしこの先に修了生とどこかで出会う機会がございましたら、ぜひ声をかけていただき、「TALK」の続きとして繋げていっていただければと願っております。

 東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻第三期生修了制作展にご参加いただき、誠にありがとうございました。

作品TALK担当:有吉達宏


東京会場の下見

昨日、東京会場である、渋谷のユーロスペースに行きました。
東京会場担当の学生が中心となり、映像のチェックなど行ないました。
準備は万全でございます。
いよいよ今週土曜日17日から一週間始まる、GEIDAI ANIMATION 03 TALK at Eurospece!

詳細については各WEBサイトをご覧下さい。



2012/03/13

東京会場の前売り券

GEIDAI ANIMATION 03 TALKの東京会場の前売り券は、渋谷にあるユーロスペースにて購入する事が出来ます。価格は前売り券800円、当日券900円になります。

上映作品情報や各イベントの詳細は、公式サイトをご覧下さい。

2012/03/09

内覧会レセプション

内覧会&レセプションの様子です。

今年のテーマはTALKとなっています。
プレミア上映後のレセプション会場では、あちらこちらで修了生並びに一年生に声をかけていただきありがとうございました。特に修了生にとっては今後大学院を出てからアニメーションに関わる時の大きな糧となりました。
明日からは一般公開となり、一年次作品やイベントなどもあります。
ぜひ、会場まで足を運んでいただければと思います。


3/9(金)の詳細は公式サイトにてご確認ください。


2012/03/08

内覧会まで、30分ほど前になりました。







内覧会まで、一時間を切りました。



内覧会、1時間半前。



内覧会、2時間前です。


内覧会について

※内覧会はご招待のみの入場になっています。
会場は、東京藝術大学大学院 横浜校地 馬車道校舎(馬車道駅出てすぐ)アクセス

<タイムスケジュール>
17時より、開場
17時半より、第三期修了作品 内覧上映会(修了生全員による舞台挨拶があります)
19時半より、レセプションパーティー
(一年次作品、修了作品メイキング映像も上映いたします)

ご来場、お待ちしております。

内覧会前日!

内覧会前日。
一年生、修了生、総出でミーティング、リハーサルを行ないました。












2012/03/07

修了展まで、あと2日!!

本日は、横浜会場の馬車道校舎入口に大きなバナーを貼りました!


2012/03/05

修了展まで、あと4日!

3/9に初日を迎える修了展まであと、4日となりました。
DTP班、会場班、上映班など各班がやるべきことをやっています。
広報班はこのようにブログを書いております。
今日は会場班の山北さんがサインを作成していましたので、写真を撮りました。


彼女は、メイキング班でも活躍してくれました。
これが山北さんの新作「トマトコンフィ」です。

作者の性格を思わせるような嫌みのない絵作りと物語、そして随所に印象的な台詞があります。これらはすべて作品構成としてはさっぱりしているにも関わらず、見終わった後になぜか頭から離れない不思議なアニメーションとなっています。まさに第三期生修了作品プログラムAのトップバッターに相応しい作品と言えます。

ぜひ、修了展に足を運んで下さい!

2012/03/04

学生紹介:白石慶子(修了生)

Q 自己紹介をお願いします。
A 白石慶子と申します。
今回は修了作品「かくれん坊」を上映致します。
1985年東京生まれ。
2008年多摩美術大学映像演劇学科卒業。
2010年までアニメーション会社でCGアニメーターとして勤務。
2012年本専攻修了。
修了後は、アニメーション作家・マンガ家としてお仕事をさせて頂く予定です。
また、アニメーション・映像科の講師のお仕事もさせて頂きます。


Q 最近アニメーション以外でどのような作品と出会いましたか? 
A 「Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」の試写会に行きました。
舞踏家ピナ・バウシュ×映画監督ヴィム・ヴェンダースのコラボレーション作品です。また、3D×ドキュメンタリーという新しい映像体験でもあります。舞台という再生不可能なものと、映像という再生可能なものが融合した、革新的作品だと思いました。(ここで言う再生とは、映像の再生、生命の再生という二つの意です。)


Q 大学院で一番印象に残っている出来事や言葉などあれば教えて下さい。 
A 本専攻は作家としてインディペンデントアニメーションを制作するところです。しかし作品を制作するにあたり、個人作業だけではなく沢山の方にお世話になりました。アニメーション専攻の教授、助手、先輩、同輩、後輩。音楽環境創造科の音楽・音響担当の方、声担当の方、演奏者の方。これらの方々なしではこのような作品は出来上がらなかったと強く思います。皆様への感謝の気持ちを、一番感慨深い出来事とさせて下さい。


Q 一年次作品と修了作品との相違点や挑戦したことなど教えて下さい。
A 一年次作品「いないいないばあば」は、若返ってゆく(=老いてゆく)ばあばと、育ってゆくこどもの年齢がクロスするという、フィクション性の高いアニメーションです。しかし一年次制作と修了制作の間に東日本大震災が起こり、現実がフィクションを超えてしまった瞬間を体験しました。修了作品「かくれん坊」は、フィクションを超えてしまった現実や実写映像を元に、アニメーションに出来ることで更にその現実を超えられたらと思い制作した作品です。

Q 本作品をなぜ作ったのでしょう?メッセージなどを聞かせて下さい。 
A 本作品は、2011年3月11日とその後をモチーフに、「事実の中にかくされた真実を描く」というテーマで制作したものです。映像は視覚と聴覚の媒体ですが、カメラや目、マイクや耳には、視聴できないものが現実に存在するということが、震災以降は特に意識されるようになったと思います。そのとき、実写映像は現実を写すことが出来ますが、アニメーションは実写映像には撮れない現実感を描くことが出来るのではないか、と考え制作しました。


Q 修士論文のテーマを教えてください。
A 修了制作「かくれん坊」を通して考察した、「アニメーションと実写映像における現実感の考察」という論文です。
・アニメーションは実写映像よりも現実を描くのに不得手であるのか。
という問いから、
・実写はフロッタージュ(転写)であるのに対し、アニメーションはスケッチ(描写)である。
・実写は現実を事実化するのに対し、アニメーションは現実を真実化する。
・実写は現在の記録であるのに対し、アニメーションは過去の記憶・未来の想像である。
・実写は現実を写すのに対し、アニメーションは現実感を描く。
という結論までです。

Q 修了展のテーマが「TALK」ですが、あなたにとって「TALK」と「作ること」との繋がりについて教えて下さい。
A 私めは作品・作家の両方に興味があります。
修了展「TALK」ではメイキング班長として、修了生14人のメイキング・インタビュー映像を制作しました。この映像は「作品を作る行為」=「作家がTALKする行為」ということが垣間観られるのではないかと思い作っています。
よろしければ修了展にてメイキング映像も是非ご覧下さい。
また、白石とTALKしたいことがありましたら、こちらまでご連絡頂けると嬉しいです。





白石慶子さんの作品「かくれん坊」はプログラム「第三期生修了作品B」にて上映いたします。第三期生修了作品Bプログラムは、横浜会場3/9から3/11、東京会場3/17から3/23に上映いたします。