2012/02/06

学生紹介:朱彦潼(シュ・ゲンドウ)(修士一年)

Q 自己紹介をお願いします。 
A 一昨年の夏中国南京から来た留学生です。子供の時からアニメーションに情熱を持ち始めて、大学は広告専攻ですが、自分でいろいろ作ってみました。


Q 大学院でアニメーションを学び始めて一年経ちました。感想を聞かせて下さい。
A 充実な一年でした。いつもスケジュールに追われている生活をしていましたが、自分の成長が目に見えて、とてもうれしかった。

Q 影響を受けた作品や作家がいれば教えて下さい。 
A いっぱいいます!フランス人の監督ジェレミー・クラピン、彼の作品「スキゼン」を見てアニメーションを作りたくなりましたアダム・エリオットの「メアリー&マックス」もとても好きです。そしてもちろん、山村浩二先生から受けた影響がとても大きいです。



Q 最近アニメーション以外でどのような作品と出会いましたか? 
A 中国のコメディ映画を見ました。『クレイジーストーン』『クレージーレーサー』など寧浩(ニン・ハオ)監督の作品、リアルな風刺がたくさん使われて、とても面白いです。

Q アニメーション制作において大切にしている事を教えてください。
A 忍耐力と集中力だと思います。一つのことを最後までやり遂げることが大事です。後は締め切りをちゃんと守って、時間の計画をきちんと立てることです。



Q 本作品はどのようなところからアイデアやきっかけが生まれたのですか?
A 逆再生のビデオを見て、普段と全然違う動きが新鮮で面白い。逆の時間軸を通してどこまで表現できるのかを試してみたくて、今回の作品を考えました。


Q 本作品のコンセプトやメッセージを聞かせて下さい。
A 逆の時間の視点で、普段人に無視された真実を表現することが一つのコンセプトになっています。人はどういうふうに成長して来たのか、そしてどこから来たのかなど、観客を少し考えさせることが出来たら良いです。






彦潼さんの作品「The Man Who Ate an Apple」はプログラム「一年次作品2012」にて上映いたします。プログラム「一年次作品2012」は、3/9から三日間、横浜の馬車道校舎のみの上映となっています。

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