2012/02/07

学生紹介:村本咲(修士一年)

Q 自己紹介をお願いします。 
A 村本咲 静岡県出身 23
名古屋学芸大学 映像メディア学科出身
映画、アニメーションなどなど映像が好きです。


Q 大学院でアニメーションを学び始めて一年経ちました。感想を聞かせて下さい。
A 色々な課題に追われて、全速力で走っていたら1年経っていたという感じです。盲腸で入院もしたし、プロジェクトで韓国にも行ったし、本当に沢山のことを経験して忙しい1年でした。
ほとんど毎日アニメーションを制作していたので、モチベーションを保つのが難しかったです。


Q 影響を受けた作品や作家がいれば教えて下さい。 
A 山村浩二先生、ヤン・シュヴァンクマイエルさん

Q 最近アニメーション以外でどのような作品と出会いましたか? 
A 年が明けてからカルト映画をよく見ています。見た中ではコヤニスカッツィ、裸のランチがとても好きです。(理解はできていないです。)
変な夢を見た時の感覚に近くて、ちょっと怖い、予想の斜め上をいく展開だけど成立してるのが面白いです。



Q アニメーション制作において大切にしている事を教えてください。
A 日頃いろんな物を観察すること。

Q 本作品はどのようなところからアイデアやきっかけが生まれたのですか?
A 小さい頃、家族と親戚でラーメンを食べていた時、大人が一斉にラーメンをすすって食べる姿がとても印象的でした。みんないつもの人じゃない、という怖さみたいのがあって、それから人が食べる姿に興味を持っていました。

Q 本作品のコンセプトやメッセージを聞かせて下さい。
A 人は物を食べる時に別の人格が出てくることがある。よく噛んで食べる草食動物のようになる人、餌に群がる鯉のようになる人、ほっぺに詰め込んだハムスターのようになる人などなど。そんな人たちを自分なりに描いてみようと思いました。






村本咲さんの作品「食べる人たち」はプログラム「一年次作品2012」にて上映いたします。プログラム「一年次作品2012」は、3/9から三日間、横浜の馬車道校舎のみの上映となっています。

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